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精進そば びばいろさん

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この日、十勝は猛烈な地吹雪。

昨晩降った雪が、十勝連峰から吹き降ろす冷たい風に乗り、容赦なく吹き付けます。

車を運転していても、ハンドルがとられて危ない、危ない。

風の通り道には雪の吹き溜まりができ、脇見でもしようものなら路肩に落ちてしまいそう。

そんな悪天候のなか、ある蕎麦店を探します。

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地図を確かめながら、「この辺なんだけどな~」とお店を探します。

車にナビがあればすぐなのでしょうが、なにしろ私はアナログ人間。

こうなったら、道路1本1本をくまなく走って探す、ローラー作戦を決行。

 

すこしすると、「蕎麦道場びばいろ」の看板を発見!

やっと辿り付きました^^;

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お店は辺り一面なにも無い、畑に囲まれた場所にあり、一般住宅を改装したもの。

玄関を開け店内に入ると、「いらっしゃいませ」と、ご主人と女将さんが出迎えてくれました。

「いや~ 迷っちゃいました~」と告げると、道路に立ててある看板が雪に埋もれて隠れてしまっているとのこと。

今年十勝は、よく雪が降るんです。

「さあ疲れたでしょう、あがってゆっくり休んでください」と、石臼が回るそば打ち部屋の前を通り、お座敷へ奥さんが案内してくれました。

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熱いお茶とそば揚げをいただきながら、お品書きに目を通します。

なかなか珍しい品が豊富で、食べてみたいそばがたくさん!

その中から、「精進そば」を注文することに。

すると、「太打ちと細打ちのどちらにしますか?」と、女将さん。

「ちょうどこのそば揚げが、太打ちと細打ちの2つなんですよ」と教えてくれました。

言葉で聞くより、目で見た方が分かりやすいですよね。

では、「太打ちを」とお願いしました。

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「精進」というくらいですから、質素なものかと思っていたら、結構具沢山のそば。

ただ、そこは「精進そば」。

高野豆腐にシメジ、ほうれん草に昆布とヘルシーなものばかり。

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焼き海苔で巻いたほうれん草。

シメジは蕎麦汁とは別に下味をつけるなど、手のこんだものが蕎麦にのります。

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窓の外を見れば、辺り一面雪が積もって真っ白。

日が傾きはじめ、雪面がキラキラ輝き始めました。

「この景色が好きで、ここで商いをさせていただいてます」と、ご主人。

帯広空港から近いので、東京や大阪などからも、常連さんが飛行機でやって来るとのこと。

なるほど、都会の喧騒を忘れ、静かにのんびりと蕎麦をすする。

この時間を楽しみにやって来るんですね。

玄関で靴を履き、ご主人と女将さんにお礼を告げ外に出ると、相変わらず冷たい風が吹き付けます。

しかし、なんだかお店へ来たときよりも、元気になった気がします^^

ご馳走様でした。

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○お品書き○

かけ 600円、とじ 700円、たぬき 700円、かしわ 750円、とろろ 750円、おろし 750円、精進 800円、子持ちきつね 800円、かき揚げ 800円、餅カレー 980円、海老天 980円、もり 600円、ざる 650円、もりたま 650円、つけとろろ 700円、辛味おろし 700円、ピリ辛胡麻 750円、つけかしわ 780円、つけ豚とろろ 830円、つけカレー 900円、冷かけ 650円、冷かけたぬき 700円、冷かけ納豆 780円、冷かけ月見 800円、冷かけおろし 800円、冷かけ豚 850円、冷かけ海老天 1200円ほか。

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蕎麦の里 びばいろ

北海道河西郡芽室町北伏古南12線26

0155-62-7970

営業時間  11:30~15:00(無くなり次第終了)、夜(予約制)

定休日   金曜日

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