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東日本大震災 荒浜の今。

昨日、震災以降、連絡がとれなかった友人から、メールが届いた。

「心配かけました」と。

「岩沼の実家に非難していて、今は自宅に戻っています」、とのこと。

家の中は地震でグチャグチャだけど、「まだ家があるだけ幸せだ」と言っていた。

無事でよかった。

そのメールに2枚の写真が添付されていた。

その写真を観て、愕然としてしまった。

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この写真を観て、ここが何処だか解る人がいるのだろうか。

ここは、宮城県亘理町荒浜。

サーフィンの有名なポイントで、私も特別な思い入れがある場所。

私の東北出張は、ここ荒浜から始まった。

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この写真が、本来あるべき荒浜の光景。

津波にすべて流されてしまった。

大切な場所が・・・

はじめて荒浜にお邪魔したときのことは、今も忘れていない。

私の車のナンバーを見て、「わっ 北海道から来たの?」と、声をかけてくれた荒浜ローカルさん。

また翌日お邪魔すると、「あっ また来たの?」と、声をかけてくれる。

早朝4時、まだ薄暗いポイント前駐車場で、「おはようございます」と挨拶すると、「あら~ よっぽどここが気に入ったんだね~」と声をかけてくれる。

海の上でも、「おはよう」、「あらっ! いらっしゃい」と、話しかけられるほど、顔も覚えてもらった。

海からあがると、公衆トイレではMさんが、亘理なまりの言葉で話しかけてくれる。

着替えを済ませてコーヒーを沸かし、荒浜ローカルさんと朝食をとる。

ネクタイをしめて、「じゃ 仕事に行ってきます」と言って、ポイントを出発する。

「いってらっしゃい」と、手を振って見送ってくれる。

そしてまた翌朝4時、ここ荒浜河口ポイント前駐車場にやってくる。

ほぼ毎日この繰り返し。

ある日、ローカルHさんから、「明日も来れる?」と聞かれ、東北名物「芋煮会」に誘っていただいた。

大きな鍋に熱々の芋煮、そして亘理名物「はらこめし」を用意してくれ、海上がりで腹ペコの胃袋にかきこんでいった。

美味しいな~

年が変わって春、また荒浜へお邪魔すると、「あっ また来たね~」、「今年も宜しく」、「今度はいつまでいるの?」と、みんなが車のまわりに駆け寄ってくれる。

ここ荒浜河口は、そんな大切な思い出の場所だった。

それが今・・・

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メールをくれた彼女は、ここ荒浜で一番最初に声をかけてくれたローカル。

毎日早朝から荒浜に通いつめ、そこから仙台市内の職場へ出勤する。

そんな彼女からのメールの最後は、こう綴られていた。

「またみんなで海で会えると信じて頑張るぞぉ」。

そう、僕らは海で知り合った仲間だ。

だから、再会のときは、ここ荒浜で。

みんな大変だろうけど、希望を捨てず頑張って。

みんな、がんばって。

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